遅霜でトマトとズッキーニの苗がダメージ。

二十四節気では「春雨が降って百穀を潤す」という時季という「穀雨」。今年は4月20日(木)から5月5日(金)までが穀雨の期間となるそうです。

七十二候では「ヨシが芽吹き始める」とされる「葭始生(よしはじめてしょうず)」が4月20日~24日ごろ。

次の「霜が収まり苗代の稲が育つ」とされる「霜止出苗(しもやんでなえいず)」が4月25日~29日ごろとされています。

冬型の気圧配置となった標高777mに位置する信州の畑。昼間はさいたまとさほど変わらない気温なのですが、朝晩はまだまだ冷涼で、フリースやダウンベストを羽織っています。

最低気温が4度を下回ると発生するといわれている「霜」。気象データとして観測しているのは地表1.5mの高さで、地表面は0度を下回るようで、空気中の水蒸気が夜間に冷えた地面や植物に付着して「霜」となるそうです。

晩春から初夏にかけて発生する霜が「遅霜」。
冬の間は、そもそも寒さに弱い作物は育っていないのですが、春を迎えてから育つ作物にとっては「遅霜」は大きなダメージとなってしまうんですね。

4月16日(日)にホームセンターで見かけて思わず買ってしまったトマトとズッキーニの苗。

朝晩の寒さを考慮して、相方が4本の支柱を立てて、透明のビニールで保護をしていたのですが、4月21日(金)に畑に来た時には、葉の大部分が枯れてしまっていました。

ウェザーニュースの週間天気予報によれば、4月25日(火)までは最低気温が4度以下。26日(水)の最低気温は8度。それ以降4度を下回ることはないようです。

まさに4月26日(水)が「霜止出苗」となりそうです。

去年は5月の連休中に畑を始めて、苗を植え付けをしたことで順調に生育してくれたのですが、今年はフライングだったようです。

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