草を活かして無農薬で育てる「自然菜園」に取り組んでみます

素人が畑をやるにあたっては、経験者や地域の方々に教えていただくことが一番だと思うのですが、平日は本業があって週末だけ畑で過ごす我々にとっての貴重な情報源はYouTube。

初年度となった2022年は、売主さんがトラクターで整地してくださった土地を、ホームセンターで初めて買った鍬で耕して畝を作り苗を植え、ビニールマルチで覆うという一般的な農法、すなわち「慣行農法」の動画を観て、”見よう見まね”で行ってみたものでした。

いくつも失敗をした中で、自分たちの畑で採れた作物をいただくことはこの上ない喜びとなりました。

5月の連休中に行う予定の植え付け作業に向けて、さまざまな動画を拝見してきた中で、行き着いたのが「畑は小さな大自然!そーやん

そして、その動画の中で教えていただいた「1㎡からはじめる自然菜園」 竹内孝功 (著)という書籍。

この本の内容を参考にさせていただきながら、1m × 1mほどの小さな畝を作り、雑草でマルチングしてみました。

このサイズ、様々な種類の植物をちょっとずつ育てたいという自分たちのようなスタイルにぴったり。

日曜日の夕方までにできるだけ作ってみることに。

本格的な植え付けは5月の連休以降なのですが、気が早く植えてみたい衝動を抑えられない二人は、菜の花の周りにリーフレタス、サニーレタスの苗を植えてしまいました。なんだか寄せ植えみたいで楽しくなりました。

相方の発案で「バークチップを畝の周りに敷いてみたらいいかも!」ということになり、ホームセンターへ。

燻炭と炭を撒いた上にバークチップを敷いてみました。

何だか一気に庭っぽくなって来たような気がします。

今年は(うまくいけば来年以降も)この「自然菜園」を参考に、さまざまな作物を育ててみたいと思います。

さて、私たちの土地の1/3程度には、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ハコベ、オオイヌノフグリが群生しています。特にヒメオドリコソウの草丈が20cmほどになっているので一番目立つようになっています。

これらの草々たちは、猛烈な勢いで増える夏の雑草を抑えてくれる、冬~春の雑草たちなのですが、一部を刈って畝にして、刈った草を「草マルチ」として用いることに。

刈ってみると、想像以上に密集しており、朝露を得た草たちが地中を潤してくれていることを実感しました。

根は抜かずに地上部1/3ほどを残してその場にマルチングしながら、畝たちの表面にもかぶせていきました。

アブラムシの天敵となるテントウムシが住み着いてくれていることも確認できました。

エンドウの花が遅霜にも負けず、きれいに咲きました。
エンドウは連作障害が激しく起こる作物なので、コンパニオンプランツや混植植物、後作野菜について十分に吟味していきたいと思います。

ナス科がいいみたいですね。

ソラマメ・エンドウの後作|秋まで収穫できる夏野菜とコンパニオンプランツをご紹介いたします

https://kajitora.com/soramame-endo-relay/

カジトラ

畑で摘んだ菜花とホウレン草を夕食に使ってみました。

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