地中に居続けて、土に戻ることがないプラスチック系化学繊維

相方の友人宅でいただいてきた水仙を、畑の一角に植えようとしてスコップで掘ったところ、何かの違和感が。

掘り起こしてみたら防草シートらしきものが。

20cmから60cmほどの深さにわたってぐグシャグシャになって埋まっています。

スコップ、鍬などを使ってヘロヘロになりながら掘り起こしました。

この土地の契約後にトラクターで耕してくださったのですが、その際に地中に埋め込まれてしまったのでしょうか。

石油化学原料から作られるプラスチック系の合成繊維には、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレンなどがあり、これらの繊維は、軽くて丈夫で、色や形状の安定性に優れ、耐摩耗性や耐薬品性にも優れているため、様々な用途に使用されており、その利便性を日々の生活の中で享受し続けてきているわけですが、「環境への負荷」ということを身をもって感じさせられる出来事となりました。

畑を始めて丸一年。ネットでの情報を中心に、古くからの里山での暮らしや自然農などについて学んできました。

私たちの畑においては、本格的な「自然農」を実践していくのは難しいかもしれませんが、プラスチック系の材料は用いずに、畑の中の生き物たちと寄り添いながら楽しんでいければと思います。

移植した水仙の後ろに、今回掘った穴が大きく開いています。

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